黄金分割の家

黄金分割で形状と色彩を決めた家の記録
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上下左右対称でない窓

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つい上下左右対称でない単体の窓はあり得ないと思い込んでしまう。
ふとロンシャン礼拝堂はどうなっているのか気になってしまった。
僕はまだ訪れていないコルビジェの最高傑作との評価が高い建築だ。
netで窓の写真を探すと手作り感たっぷりな上下左右対称でない窓が見つかった。礼拝堂だから暗い室内に差し込むステンドガラスを意識した窓である。
調和の原則から考えれば、左右対称を避け、同じ大きさを避け、同じ間隔を避け、同じデザインの繰り返しを避けることが望ましい。ここにはその原則に部分的にでも沿った窓がいくつかある。これも一つの答えだ。

分析をしていないので、黄金分割のモジュロールとの関係がどうなっているかは知らない。コルビジェだから基本は黄金分割のモジュロールのはずである。黄金分割を離れて計画すると、調和の原則以前に、全く心に響かない建築になってしまう。
コルビジェは黄金分割をベースに調和の理想の窓を追求したのだと思う。

日本には日本の和の答えがあるはずである。
そう思って、桂離宮の写真集を眺めて見たが見つからなかった。

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窓を単体で見ると

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黄金分割の形状の窓であっても、窓を単体で見ると、左右対称であり、窓枠の幅は上下左右同じである。この対称の形状は調和の原理から望ましいことではない。
せめてもの抵抗として、室内側の窓枠の厚みを鉛直と水平で変更した。
黄金値は11mmと18mmである。
11mmの合板はないので一般的な12mmを採用した。
12mmと18mmとで作る角の四角形がほぼ黄金分割の四角形になっている。
気をつけて見ると、この四角形が素敵に見えてくる。
窓枠だけでなく、絵の額などでも上下左右が同じ幅になりやすい。調和について考えることなく同じ幅で当然としていると思う。
当然と思われるデザインも本当にそれで良いのか見直してほしいものだ。

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樹脂サッシの問題は外面と内面で窓枠の寸法が異なること

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YKKの樹脂サッシの問題は外面と内面で窓枠の寸法が異なることであった。その差は片面で30mm室内側が小さくなる。内面の全幅は二倍の60mmとなり、小さな窓では大きく印象が変わる。この対策として、内面の枠を二重にして、30mmの白い内枠を設けた。
この30mmにより、室内側の黄金値は一番外枠の内側の広さになる。
ガラス面は明るく壁面は暗くなると予想した。明るさのコントラストの一番大きな位置を黄金値にすることは、黄金デザインの適用の基本である。完成まで少し不安に思っていたが、この写真のようにしっかりしたコントラストが生まれたのでホッとしている。

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窓の大きさを黄金値に

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窓の大きさは外壁での窓枠の大きさで決めた。窓枠と外壁の黒で、色が変わる最大の幅を黄金値にしたい。
計画ではLIXILの40mmのサッシ幅が黄金値の39mmに近いので候補に考えていた。補助金対象のYKKの樹脂サッシ幅は52mmほどあり、黄金値とは異なってしまった。サッシのデザインは素敵だとは言い難い。YKKにはもっと良いデザインにしてほしいと願っている。黄金デザインのガイドで設計すればいいのに。

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枯れた花も綺麗だと思う。

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枯れてしまった花を、暗い緑のテーブルになんとなく並べておいた。完全に乾くと、ドライフラワーのようの日数が経っても色が残っている。緑の部屋は光線が横からくるので、特別なライテングをしなくても思った陰影で撮影できる。少し逆光気味にするのが好きだ。

花は枯れても美しい。

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ひまわりに囲まれて



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パリの北、ジュベルニーのモネの庭で購入した種から今年もひまわりが咲いてくれた。樹木を植えていないので、しばらくは、ひまわりが樹木の代わりにしたい。黒い外壁はひまわりの花を引き立ててくれる。

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繰り返しや、等間隔を避ける。

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繰り返しや、等間隔は人工的な印象になる。繰り返しや、等間隔は、機能から必要である場合は仕方がないが、調和のためにはできる限り避けて欲しい。
TVのガーデナーがチュウリップの球根を植えるのに、等間隔にならないように気をつけてと解説していた。等間隔だと兵隊さんの行進みたいだと。


繰り返しや等間隔はただ設計しやすく、作りやすいにすぎなく、真剣にそれでいいのかと取り組んでいないからだと思う。人々の目が肥えてきたら、繰り返しや等間隔はおしゃれでないと敬遠されると思う。

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左右対称を避ける。

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黄金分割の調和を考えると、左右対称は避けたいと思う。車のように左右対称が必要なものは、半分を黄金分割で設計すれば良い。左右対称でなくても良いものは、左右対称を避けて欲しいと思う。左右対称は強いコントラストで、左右対称は調和ではなくて対立だと思う。対立だから強いコントラストを生む。対立や強いコントラストは調和ではない。

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窓を見ただけで

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前の道路を歩いていた人が、窓を見ただけで、素敵な家と発言してくれました。若い人だけでなく、シニアの女性もです。
私の理想の家とか、芸術家の家みたいとか発言してくれました。
黄金分割もコルビジェを知らない人たちですが、わかるんですね。

黒い壁に小さな四角の窓はどこにでもある家になってきました。
窓の大きさが黄金分割で、レイアウトも黄金分割のガイドに従っていることだけが違いです。その違いが解るのですね。

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スライド窓が好きになれなかった。

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若い時からスライド窓が好きになれなかった。
窓を広く開けたいから窓は二つに分割する。
だから窓枠の中央に必ずガラスの枠がくる。
利用する機能からは当然のデザインで、仕方なくリフォームに使用したが、なんとなく好きなデザインではなかった。

黄金分割を研究して黄金分割の1.618倍の空間を約100個の黄金分割の黄金値で分割した。1130mmから1829mmの間に100個の黄金値を設定する。同じように1130mmと699mmの間にも100個の黄金値を設定した。
窓枠を黄金値の一次黄金値にして、1/2を調べると、1/2の点は黄金値ではなかった。

1/2のデザインが好きになれないこと? そのことを長年自問自答して来た。僕自身の結論は「1/2は対立で調和ではない。だからできるだけ避けることが望ましい。」ことだった。

最近になって、窓を開ける方法として1/2を避けるデザインが可能になってきた。嬉しいことである。

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黄金分割で家を作ること

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黄金分割で家を作ることとは以下の二つです。

1 形状を黄金デザインのガイドに従って決める。または、黄金デザインの数値表から選ぶ。

2 色を黄金デザインの色のガイドから選ぶ。



人は誰でも黄金デザインの感覚を持っていますから、自分の感性に従って形状をスケッチし、そのスケッチを黄金デザインのガイドで精度を上げてCADのデータにします。

色も自分の感性である程度決めて、水彩や色鉛筆で描いて、その色を黄金デザインの色のガイドから近いものを選択します。

CADでガイドを使って描き始めるよりは、最初は自由なスケッチからの方が良いと感じています。
ガイドで精度を上げることとは、1mmの精度を大切にしたいからです。家のような大きな寸法に窓や造作家具を置くと、残りの空間も黄金値になります。残りの空間も黄金値であることが大切です。窓が二つあれば、二つの窓の狭い空間も黄金値にしたいです。大きい寸法から小さい寸法まで全て黄金値であることが、調和の空間を作るのです。人は全てを同時には見れません。時には狭い範囲しか見れません。だから大きい寸法から小さい寸法まで精度の高い黄金値が必要なのです。造作の小さな寸法、窓と壁の小さな空間、そこも黄金値であることで、近くの室内から見た時に心地よさを感じるのです。


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国宝 待庵を分析する。

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待庵は気になっていた。いつかは分析したいと思っていた。
黄金デザインのガイドを使って寸法を黄金値で表示した。
できるだけ正確にと思って、待庵の寸法が入った画像を正確にCADに拡大した。待庵は黄金値で設計されているわけではないので、ガイドと正確に一致はしないが、ほぼ近い値で表示することができた。
16gd+3の四角形の部屋に幅15gd+3の床が付いている。壁の幅が14gd+3である。14gd+3に黄金数の1.618をかけると15gd+3になり、また1.618をかけると16gd+3となる。ここは黄金デザインである。

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ドアのデザイン

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ドアのデザインには色々困ってしまった。カタログには多くのデザインが載せてある。メーカも複数ある。全てのデザインを調べたが、気にいる物がなかった。見積もり仕様書では造作にしていたが、補助金対象の断熱性能で契約したため、熱計算ができない造作ドアは採用できなくなった。デザイン的に許容できるドアとしてYKKの上の写真を選択した。写真でじっくり見ると銀色のスリット部分が気になった。スリットにはガラスが入っていて、明かりとりになっている。ガラスなので当然外からは黒く見える。銀色にしたデザインの意図が理解できない。材質は鉄に塗装だから、素材の関係ではない。ドアの内側が銀色塗装なので、鉄板を折り曲げているのかもしれない。ここは黒く塗るべきと思った。

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これが自分で黒く塗った後の写真である。大した手間ではない。日射が当たると熱を持つことになる。しかし、塗装の銀色の赤外線放射率は0.6くらいであると思う。黒の塗装だと1.0だが面積が小さいので、影響は少ないはずだ。
どんなに機能が優れていても、デザインが悪くては使いたいと思わない。もっとデザイン力をあげてほしいとドアのデザイナーにお願いしたい。

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小さな窓

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壁の小さな窓は、庭の一部を切り取り、窓枠が額のようにも見える。小さな窓は一部だけ見せるので、庭の一部にスポットライトが当たり、主役に引き上げてくれる。

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春の花の向こうに

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古い家のブロック塀を取り除いた。道路に接している塀は無くなった。開放感がある。道路を歩く人が庭を見てくれる。花があれば喜んでいただける。塀がないから誰でも自由に庭に入れる。それでいいではないか。家の中も含めて盗んでお金に換えられるようなものはない。全て自分にとっては大切だが、お金にはならない。土地は自分の所有ではあるが、所詮今だけの借り物である。墓の中に持って行ける訳ではない。なら、多くの人が喜んでもらえるように開放的にしたい。庭の構想は固まっていない。その前にゴミを片付けないといけない。
ツツジが綺麗に咲いてくれた。昨年の工事中からブロック塀がなくなって日がよく当たったせいだと思っている。

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黄金分割で色を決める

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色の調和2

色の調和3
色の調和4

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色の科学

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色はRGBの3色で考えるのが一番だと思っている。パソコンも携帯もRGBで表示されているから、数値を色で確認できる。全ての色はRGBで表示されている。モニターで白は色を感じないが、デジカメでクローズアップで白い部分を撮影すると、RGBの赤、緑、紫青の3色で成り立っている。

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Appleの色の表示は円形だが、RGB色のベクトルで彩度100%の外周の形状は6角形となる。Appleの円形表示は誤解を招くと思う。
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カメラを飾る

nikonF

緑の部屋にはクロームメッキの古いカメラが似合う気がする。
NikonFは美しい。実は分析したら黄金分割になっていた。日本のカメラの中で一番美しいのではないかと思う。発売された初期の頃は太陽電池式の露出計しかなかった。このタイプの露出計は暗くなると使えないけれど、電池が必要なく、経年劣化もない。なんとなくアナログの雰囲気がある。シャッタースピードダイヤルと絞りの情報を捉えて適正かを表示している。この絞りの情報を捉える機構が次の世代のTTL露出計がカメラに入った時に役立つことになる。

konicaJ

KonicaJは距離計連動式のレンズシャッターの大衆機である。なんとなく、50年代から60年代に変わる時代の雰囲気を感じさせる。当時は太陽電池式のカメラも売られていたが、これは露出計の入っていないのでその分安かったのではと思う。白黒で日中で使うには十分なカメラであった。暗いところで使えない太陽電池式の露出計はあまり出番がないものだった。

Elmo

ELMOの8mmは飾る目的でハードオフのジャンクコーナから購入した。アルマイトの仕上げがとても美しい。よくできたデザインだと思う。
EXAは戦前のドイツのカメラだ。一眼レフで丁寧に撮影すると、接写でもとてもシャープに写った。レンズやボデーにアルミが多く使われていて、綺麗だと思う。デザイン的にはイマイチだが。

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といれ1

トイレの手洗い器の上にミラーボックスを設置した。このミラーボックスはIKEAの廃番の製品で、なくなる直前に購入した。新しいミラーボックスはLEDの明かりが両側についており、いかにも洗面台との雰囲気でいやだった。このミラーボックスは、緑の部屋のバーカウンター用に考えていた。ミラーボックスの内部もミラーになっていてバーカウンター用に最適であった。ただ、デザインの寸法は黄金値になっていない。それだけの理由で緑の部屋で使うことを取りやめた。緑の部屋のバーカウンターも平面計画の大変更の影響でなくなっていた。
ミラーボックスは客用のトイレでかんたんなメイク直しが可能なように設置した。ミラーは対面の壁を映す。ミラーに映る壁の面の色を、ミラーの背面の壁の色と変えて、ミラーの存在感を示そうと計画した。
トイレの扉を開いた状態だと、緑の部屋がミラーに映る。僕はそんな様子も好きだ。

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冷蔵庫を選ぶ

冷蔵庫3
冷蔵庫の場所は計画時に迷った。設置の利便性からはキッチンコーナの外に出したい。デザインの良い家電は少ないので見えるところには置きたくない。見えないところとはキッチンコーナの奥で、レンジの向かいである。家電のサイズの変化は激しいので、故障した後の買い替えのことを考えると、計画時でのスペースの余裕が大きめとなって無駄な空間が生まれる。冷蔵庫の幅だけでなく奥行きが大きくて、キッチンテーブルとの間隔が狭くなる問題もある。このため、コーナの奥に設置する計画はあきらめた。家が完成して家電店に冷蔵庫を探しに行った。探しているときにワクワク感がないことに気づいた。なんとなくデザインが悪いのだ。諦めかけていた時に、これならと思ったのがこのTOSHIBAの製品である。決め手はドアの表面がガラスであること。野菜室に切らないスイカを入れることができそうなこと。見た目にごちゃごちゃしたハンドルや飾りがないこと。色にブラウンがあることである。ただ、店には白のモデルしか展示してなくて、ブラウンの感じはつかめなかった。赤い室内に白は存在感を強く主張する。ブラウンは赤に黒を多く混ぜた色だから、それなりに部屋に調和するのではないかと期待した。
部屋に入れると店舗で見た時の感じより大きく感じた。天井の高い広い店舗の空間とでは感じ方が違うのは当然である。
色は想像していたより暗い色だった。冷蔵庫の存在感を弱めたい思っていたので、うまくいったと思った。
冷蔵庫2
ガラスの表面は鏡のように反射して映り込む。使っているときは気にならないのだが。この写真ではTVの前の窓が写っている。冷蔵庫の設計は黄金デザインではない。だから、黄金デザインの造作収納とは水平ラインが調和することは期待できない。ドアは3つに分かれているが、分割ラインは目立たないでほしかった。黄金デザインで設計された家電が店に並んでいたら、もっとワクワクしたであろう。色も黄金デザインなら見立たない色を選ぶのではなく、存在感のある派手な色を選びたいと思ったであろう。ドアの分割ラインは目立った方が良いと思っているであろう。
冷蔵庫3
左が樺材の民芸家具である。ブラウンの冷蔵庫とほぼ同じ色合いとなっている。赤の部屋に調和する目的で選んだブラウンであった。それなりに上手くいったと思っている。