黄金分割の家

黄金分割で形状と色彩を決めた家の記録
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ロンシャン礼拝堂の分析2

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黄金デザインのガイドから補助線を引いて、窓の大きさをの寸法を黄金値に変換した。建物が大きいので、今まで使っていたガイドでは密度が不足した。ガイドの密度を3倍に増やしている。図面は写真で手書きなのでガイドとの一致が難しいかなと思っていた。図面の写真を精度よく拡大しなければならないが、その基準となる寸法が見当たらない。仕方なくモジュロールの人間の高さを使ったが、十分な精度で拡大できたとはとても言えない状態だった。補助線を引いていて、写真の拡大率の誤差や図面の歪みや傾斜が少ないと思った。補助線を引いていて感じるのは、共通の補助線が少ないことである。窓の大きさや配置を細かく変更している。手間はかかるがこれが必要なのだ。
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補助線の様子を部分で表示する。補助線から寸法線を出して黄金値に変換するのだが、共通の補助線が少ないので寸法線で混雑して何が何だかわからなくなると思った。予想していたように、コルビジェは全体から細部まで黄金分割のモジュロールにこだわっていた。黄金値で分析することは、絵画の模写に似ている。コルビジェの考えていたことを知りたかったら、どんな書物を読むことよりも黄金値で分析することだ。なぜこの線を選んだのか? この線の位置は最適なのか? 全ての線をとことん突き止めれば、コルビジェの考えていたことが見えてくるに違いない。

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