黄金分割の家

黄金分割で形状と色彩を決めた家の記録
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京都のこの景観が美しいと思う。


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手前の黒い瓦屋根が美しい。東寺の5重の塔を邪魔していない。自分だけ良ければと奇抜で大きな家を建てない。家を控えめに作る。控えめな色を外観に使う。周囲との調和を考える。
そんなことをこの写真は教えてくれる。

調和とは自分だけが、今だけよければではない。
戦前の日本、江戸の日本はこんな風景だった。控えめであった。戦後、色が氾濫し、景観を台無しにする高いビルやどぎつい看板が乱立した。そんな景観を台無しにするものは、先ずは京都で取り壊し、取り除くすべきだ。この意識が全国に広がって欲しい。

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最悪な外観

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日本郵政の建築物である。
左右対称、等間隔、同じ形状の繰り返し。調和としてやってはいけないことのオンパレードだ。窓の外にこんな建築物が見えたら、最悪である。建物が大きいのでこれは犯罪だと思ってしまう。
建物の機能からどうしてもこの形状が必要なら、壁やサッシやトイを黒くして、窓やトイを目立たなくすべきだ。お金がかかるものではない。
建築家は日本の土木構造物をけなすが、けなす前に反省してもらいたい。景観を悪くしているのは圧倒的に数の多い建築士が設計した建築物である。
日本の景観をよくするのは、自分だけよければ良いと思うのではなく、景観に配慮して、建築を控えめにすることだと思う。

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等間隔なビルの窓は調和のとれた美しい形か?軍隊の行進と同じではないか。

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都会はビルで埋まってゆく。その空間は美しいと言えるだろうか?個々のビルはそれなりに建築家が頭をひねって美しい形を考えているのかもしれない。でも、僕には調和のとれた美しい形とは思われない。
左右、上下、綺麗に整列したその形は、軍隊の行進と同じものに見えてしまう。

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軍隊の行進に比べたら、現代の建築は水平度、鉛直度は見事で正確である。等間隔、左右対称、同じ形の繰り返し、それらは極めて正確に作られている。つまり、現代の建築は軍隊の行進が理想とする綺麗に統率された状態を具現化している。
統率された状態とは、支配の形だ。それは僕が理想とする調和ではない。

自分のお金でビルを作るのだから自由で勝手ではないか?等間隔にしないとマンションは作れないと主張するであろう。ビルも景観の一部だから、自分さえ良ければ良いとの考えは捨てるべきだ。景観の一部として、調和のとれた美しい形を設計すべきだ。美しい形は支配の形ではない。

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渋谷のこのビルは左右対称を避け、上下方向にも変化をつけている。完全に僕の理想な形ではないが、僕はその努力を認めてあげたいと思う。調和を求めて努力して欲しいと思う。

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黄金分割の家はどこを見ても響きあうのです。

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時代の家の新しい営業の人と話をした。彼は自然素材の家の営業をしてきた人です。時代の家のネットワークでもあったので、完成見学会にもきてくれました。
彼が、「この家を見ると何か感じるのです。」と話してくれました。「自分の中の何かと響きあうのです。」と。
彼の発言は、僕が思っていたことを代弁してくれました。
黄金分割のデザインにしなければいけない理由は、この響きあうことにあると思いました。人は誰でも黄金分割の判断基準を持っていて、その基準と家の形とかが一致した時に共鳴する状態になり、響きあうことになるのです。見ていと家と共振し、共鳴し、響き合うのです。この不思議なワクワクする体験は実際に見ないとわからないものなのかも。
家の中ならなおさらです。
黄金分割の家は室内の全ての部分と共鳴し合い。響きあうことになります。全体だけでなく、部分とも響きあうのです。小さな部分が大切であるから、mm単位までの精度が必要です。天井高さは2500mmではなく、2527mmが必要なのです。

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繰り返しや、等間隔を避ける。

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繰り返しや、等間隔は人工的な印象になる。繰り返しや、等間隔は、機能から必要である場合は仕方がないが、調和のためにはできる限り避けて欲しい。
TVのガーデナーがチュウリップの球根を植えるのに、等間隔にならないように気をつけてと解説していた。等間隔だと兵隊さんの行進みたいだと。


繰り返しや等間隔はただ設計しやすく、作りやすいにすぎなく、真剣にそれでいいのかと取り組んでいないからだと思う。人々の目が肥えてきたら、繰り返しや等間隔はおしゃれでないと敬遠されると思う。

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左右対称を避ける。

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黄金分割の調和を考えると、左右対称は避けたいと思う。車のように左右対称が必要なものは、半分を黄金分割で設計すれば良い。左右対称でなくても良いものは、左右対称を避けて欲しいと思う。左右対称は強いコントラストで、左右対称は調和ではなくて対立だと思う。対立だから強いコントラストを生む。対立や強いコントラストは調和ではない。

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スライド窓が好きになれなかった。

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若い時からスライド窓が好きになれなかった。
窓を広く開けたいから窓は二つに分割する。
だから窓枠の中央に必ずガラスの枠がくる。
利用する機能からは当然のデザインで、仕方なくリフォームに使用したが、なんとなく好きなデザインではなかった。

黄金分割を研究して黄金分割の1.618倍の空間を約100個の黄金分割の黄金値で分割した。1130mmから1829mmの間に100個の黄金値を設定する。同じように1130mmと699mmの間にも100個の黄金値を設定した。
窓枠を黄金値の一次黄金値にして、1/2を調べると、1/2の点は黄金値ではなかった。

1/2のデザインが好きになれないこと? そのことを長年自問自答して来た。僕自身の結論は「1/2は対立で調和ではない。だからできるだけ避けることが望ましい。」ことだった。

最近になって、窓を開ける方法として1/2を避けるデザインが可能になってきた。嬉しいことである。

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