FC2ブログ

黄金分割の家

黄金分割で形状と色彩を決めた家の記録
0

外壁を黒くした理由

ice_screenshot_20180425-175658.jpg

若い時は黒が嫌いだった。学生服の黒が嫌いだった。水彩では黒は原則として使わない。黒はきついし暗いイメージもある。
黒塀や黒の外壁は日本的に見える。その理由を自分なりに考えていた。日本の黒塀や黒の外壁は、杉などの木材に墨を塗ったり、板の表面を焦がして炭化して黒くしている。子供の時に黒塀に手で触ると手に黒い炭がついたものである。
微生物の大きな能力のことを知ったのは3.11の少し前のことだった。微生物の中には放射性物質も分解するものがいるとのことだった。積水化学の工場で、微生物でアルミイオンや塩素イオンを分解しているテストプラントを見学した。学校の物理では核分裂か核融合でないと原子は分解されないと知らされているが、実際の現象は教科書を超えていた。重金属さえも分解する微生物がいるのだが、そんな微生物でも分解できない元素があり、それが炭素とのことだった。炭素は微生物自身であるから、分解できないのは当然である。
焼杉や墨で黒く塗って木材を腐食から守るのは、微生物対策である。倉敷の古い家は焼杉が綺麗だった。黒が日本的に思えるのは焼杉や墨による黒塀のせいだと思う。

黄金分割の家は日本の家として理想を自分なりに追求した。黒は日本的な色として選択したかった。室内は個人の空間だが、外壁は周囲との調和も考えないといけない。六日町の近くで、外壁を黒く統一した地区があった。素敵だと思った。

理想は焼杉であったが、準耐火地域であることとコストからガルバニュームメッキ、フッ素焼き付け塗装鋼板にした。もっと濃い黒が欲しかったのだが、自由に色は決められないのが残園であった。黒は、前面の花を明確に見せる。黒は、日射で暑く高温になり、外壁の前に立つと背面から熱線を感じる。新潟の寒い秋から春までの時期に家の前の庭が少し暖かくて、冬でもわずかな緑が残っているのが嬉しい。

スポンサーサイト
0

窓を見ただけで

ice_screenshot_20170803-115650.jpg

前の道路を歩いていた人が、窓を見ただけで、素敵な家と発言してくれました。若い人だけでなく、シニアの女性もです。
私の理想の家とか、芸術家の家みたいとか発言してくれました。
黄金分割もコルビジェを知らない人たちですが、わかるんですね。

黒い壁に小さな四角の窓はどこにでもある家になってきました。
窓の大きさが黄金分割で、レイアウトも黄金分割のガイドに従っていることだけが違いです。その違いが解るのですね。

0

春の花の向こうに

ice_screenshot_20170610-145850.jpg
ice_screenshot_20170610-144707.jpg


古い家のブロック塀を取り除いた。道路に接している塀は無くなった。開放感がある。道路を歩く人が庭を見てくれる。花があれば喜んでいただける。塀がないから誰でも自由に庭に入れる。それでいいではないか。家の中も含めて盗んでお金に換えられるようなものはない。全て自分にとっては大切だが、お金にはならない。土地は自分の所有ではあるが、所詮今だけの借り物である。墓の中に持って行ける訳ではない。なら、多くの人が喜んでもらえるように開放的にしたい。庭の構想は固まっていない。その前にゴミを片付けないといけない。
ツツジが綺麗に咲いてくれた。昨年の工事中からブロック塀がなくなって日がよく当たったせいだと思っている。

このカテゴリーに該当する記事はありません。
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。